スクワラン、ホホバ、オリーブオイルをクレンジングとして使用？

クレンジングオイルというと、真っ先に思い浮かべるのは、オリーブオイルのクレンジングですが、やはり少し重いのが難点という方もおられるようです。

メイクの油分を落とすのに現在、よく使われているのは下記の３種ぐらいでしょうか？
それぞれオイルの特徴と難点を探って見ることにしました。
　　・　スクワランオイル
　　・　ホホバオイル
　　・　オリーブオイル


●スクワランクレンジングの場合
スクワランとは、深海鮫の肝油から採れる成分、スクワレンを化学的に
安定させたものです。
人間の肌にも持っている成分であることから、肌の弱い人をはじめ、
赤ちゃんからお年寄りまで使用できるのが特徴です。

その性質を利用してクレンジグとして使用すると、肌への負担は軽く、
オイルがすっと肌に入り込み、素早く汚れを落とすことができることがわかります。
ポイントメイクや毛穴の汚れも落とせますし、濡れた手でも使用できます。
メイクとの馴染みも良く、伸びが良いので、思わずゴシゴシ擦るといったことも
なさそうです。


●ホホバオイルクレンジングの場合
ホホバオイルの特徴は保湿力が高いことと、低刺激でアレルギーを起こすことが
ほとんどないということです。

また、吹き出物が減ったという口コミが見られますが、ホホバオイルは、
殺菌力に優れているために、ニキビや吹き出物、肌の炎症を和らげてくれるのです。

ホホバオイルに含まれるエイジングケア成分も少なくなく、肌を乾燥から守り、
紫外線から肌をダメージから守り、美肌に良いビタミンEやアミノ酸も
豊富にもっているのです。

ホホバオイルは、分子構造が小さく浸透力に優れているので、
メイクの汚れや毛穴に詰まった汚れも、皮膚にホホバオイルが入り込み、
溶かし出すことができます。さらに、殺菌力ももっていますので、
顔に付着した雑菌からも肌を守ります。


●オリーブオイルクレンジング
オリーブオイルの特徴は、人の皮脂と成分が近いことと、肌のバリア機能を
サポートする働きがあるということです。

毛穴の角栓や、黒ずみに効果的で、洗浄力の強い合成界面活性剤入りの
クレンジングとほぼ同じ効果が得られます。しかも、オリーブオイルの方は
天然ですので、肌への優しさは断然オリーブオイルでしょう。

オリーブオイルには、いくつかのクラスがあり、不純物が入っている普通の
食用オリーブオイルよりは、ピュアなオリーブオイルの方が、
オリーブオイルに含まれる美容成分もより上質となり、ランクが上となります。

日本のコスメでは、エクストラバージンオリーブオイルを使用してしますし、
口コミなどをみてもその使用感は、かなり違いますので、使用するなら
エクストラバージンオリーブオイルの方をおすすめします。

オリーブオイルのエイジングケア成分も、抗酸化作用のあるポリフェノール、
ビタミンE、A(カロチン)、スクワレン、クロロフィル、ミネラル、
オレイン酸などがたっぷり含まれています。

ＤＨＣのオリーブオイルクレンジングを使用してみましたが、べたつかないのに
びっくり、しかも薬用なのです。
こちらに、そのディープクレンジングオイルのレビュー記事を書きましたので
参考になさってみてください。


●天然オイルの難点は、洗い流した後、オイルが残りベタベタすること。
スクワランクレンジング、ホホバオイルクレンジング、オリーブオイルクレンジングの
どれをとっても、共通して言えることは、やはりオイルですので、
洗い流しても油分が残りベタベタ感があります。

使用する際は、あらかじめ蒸しタオルを、熱いお湯にとおし作っておくか、
電子レンジで温めておくなどして用意しておくのが得策です。

オイルで汚れを落とした後は、用意しておいた蒸しタオルでさっと優しく拭きとると、
サッパリ感が得られます。

或いは、ぬるま湯で洗顔後、充分に泡だてた石けんの泡で優しく洗浄することが
望ましいかと思います。


天然オイルの特徴を知り、ワンランクアップしたクレンジングに挑戦するのも、
スキンケアを知りつくした大人の女性の課題かもしれませんよ。



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